車のサスペンションが持つ役割とは

サスペンション

車には基本的に、スプリングを始めとする様々なパーツで構成されたサスペンションが搭載されています。
そのサスペンションの大きな役割は、衝撃の吸収です。車が走る道路は、全てが滑らかとは限りません。中には大きく盛り上がっていたり、ヒビなどで凹んでいたりするところもあります。そのような道路を走行する場合、衝撃が発生します。衝撃がドライバーや積み荷に直接加わらないよう、和らげてくれるのがサスペンションです。
道路には、ものが落ちている場合もあります。そのものに乗り上げた際も、サスペンションが衝撃を吸収することで、ドライバーの負担が少なく済みます。

衝撃の吸収

また、衝撃の吸収は、車そのものを守ることにも繋がります。
車が高速で地面の凹凸にぶつかったり、ものに乗り上げたりすれば、大きな衝撃が走ります。その衝撃は、フレームを始めとする様々な部品にダメージを与えかねません。衝撃の強さ次第では部品が破損してしまいますし、そうでなくても寿命は縮まります。
そういった部品の破損や劣化促進を防ぐことも、サスペンションの役割です。

その他には、車の操作を安定させるという役割もあります。車が走る道路の凹凸が大きければ、タイヤの全てが地面に接地できないかもしれません。そうすると、タイヤが空回りしたり、ハンドル操作がしにくくなったりします。
そこでサスペンションが、車の重さによって適度に沈むことで、タイヤをしっかり接地させ、安定した操作を実現してくれます。

車高

さらに、車高を高めるというのも、サスペンションの役割です。車は原則として、車体が地面に当たらないよう、高い位置に設定されています。その高さを維持しているのが、サスペンションです。サスペンションがなければ、車体が低くなり、坂に突入する際などに地面にぶつかってしまう可能性が高くなります。また、車高を上げることは、安全のためだけではなく、車の見た目を変える効果もあります。
よって、車の背の高さを重視する人にとっては、好みの車高にしてくれることも、サスペンションの重要な役割と言えるでしょう。